【就活相談室】「学チカがうまく書けない」

就職活動中の皆さんへ

こんにちは。キャリア支援センターです。
今回は「学生時代に力を入れて取り組んだこと(通称:学チカ)がうまく書けない・言えない」というお悩みに対する特集です。

まず始めに、採用担当者は「学生時代に力を入れて取り組んだこと」を通して、学生の何を知りたいのでしょうか。以下のような点が考えられます。

①学生の価値観(何のためなら頑張れる人なのか)を知りたい
②何を考え、どう努力・工夫・行動したのか(問題解決能力)を知りたい
③その活動から何を学び、社会に出た時にどう活かそうとしているのか知りたい

採用担当者は、これらを知ることでその学生が「企業が求める人物像に当てはまるのか」ということを見ています。

ポイントを1つずつ確認していきましょう。
①学生の価値観(何のためなら頑張れる人なのか)を知りたい
行動の動機(その活動に打ち込んだ理由・その行動をした理由)を書くことで、どういった価値観であなたが動くのか、何を大切にしているのかが伝わります。そこから採用担当者は「一緒に仲間として働けそうか」という判断をします。あなたらしい「人柄」を表現するために、「私はなぜこう行動したのか?」を一度考えて学チカに盛り込んでみましょう。

②何を考え、どう努力・工夫・行動したのか(問題解決能力)を知りたい
採用担当者は、学生が社会に出て困難に直面した時、どのように考え行動できる人なのかを見たいと考えています。「何をしたか」だけで「学チカ」が終わってしまう人が多いですが、「何を考え、どう行動したか」の部分のほうが重要です。

「何をしたか」しか書かれていない例としては、
A:「大学祭実行委員を頑張った」
B:「アルバイトを頑張った」
C:「この授業課題を頑張った」

などです。

「何をしたか」だけでなく、その活動の中で「あなたが何を考え、どう行動したのか」を書きましょう。
例えば、
A:「大学祭への来場者が年々減少していることを問題視し、事前の広報活動に力を入れた」
B:「アルバイト先で、よく起きるミスを減らしたいと思い、新しい仕組みを考え提案した」
C:「子ども向け玩具をデザインする課題で、実際に使用する子どものことを理解したいと考え、自らアポを取り、近隣の保育園に見学に行った」

などです。

「何をしたか」の部分は、おおげさなことでなくても、自分が主体的に取り組んだことであれば何でも構いません。その先の「あなたが何を考え、どう行動したのか」の部分をしっかりと書けるようにしましょう。そもそも「何をしたか」が思いつかない人は、「普段自分が意識的に行っていること」や「ずっと継続していること」がないか考えてみてください。

③そこから何を学び、社会に出た時にどう活かそうとしているのか知りたい。
採用担当者は学生が社会に出た時にどう成長できるのか、能力をどう仕事に活かしてくれるのかを見たいと考えています。学チカの行動した結果が失敗に終わったとしても、そこから何を学びとり成長できたのかが書ければ、アピールになります。「成功体験」でなくても構いません。「成長体験」として伝えられるようにしましょう。

①~③のポイントを押さえて書くことで、ただの「頑張ったアピール」ではなく、企業側が知りたいことが詰まった「学チカ」を書くことができます。

最後に、「自己PR」と「学チカ」の違いが分からず、同じことを書いてしまうという失敗例への対処方法について触れておきます。
「自己PR」は「自分の強みをアピールする項目」ですが、「学チカ」は何かをアピールしなくても問題ありません。①~③のポイントを押さえて、あなたの価値観やセンス・考え方や行動力が見える文章になるのが理想的です。
アルバイトやサークル活動の経験がなく「自己PR」と「学チカ」のテーマが両方とも「課題について」になってしまうことは問題ありません。しかし全く同じ内容にならないようにしましょう。課題の中でも様々なものがあったと思います。中でも印象に残っている内容や、課題制作を通して友達や先生からかけられた言葉など切り口を変えて書くようにしましょう。

以上のことを踏まえて、エントリーシートや面接で聞かれることが多い「学チカ」をしっかり答えられるように準備しておきましょう!

「書いてみたけど自信がない」「うまくまとめられない」という人は遠慮なくキャリア支援センターにて相談してくださいね。
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